事業内容

私たちの会社は、道路・橋梁・河川・公園等、普段人々が何気なく利用している社会資本において、調査・計画・設計等の専門的な技術サービスを提供し、社会資本整備事業を円滑に、また効率的に進める役割を担っています。
私たちの関わっている社会資本整備事業は、地域住民の生活基盤を整備するために、大変重要な仕事です。
その重要性を認識し、地域社会を未来の子どもたちのために、“安全で安心に暮らせる魅力あるまち”に創造することが、私たち“建設コンサルタント”の役割です。

私たちの会社は、事業部管理部の2つの部署から構成されています。

事業部

河川砂防/河川計画(河川砂防/河川計画)

河川・砂防・海岸・上下水道等、水に関する様々な施設の調査・計画・設計を行っています。水は、人間生活にとって不可欠な資源であるとともに、水害や、土砂災害等の危険をもたらすことがあります。
例を挙げると、河川においては、水害から人々の生活を守るため、河川の機能を維持する、堤防・護岸・樋門・水門等の河川施設や、山の急斜面においては、大雨や地震に伴う土砂災害から人命を守るため、土砂流出を抑制する砂防施設を計画・設計しています。 また、川の大切さを学ぶため、学校と共同で行う環境調査・環境学習、河川構造物の現状や歴史・文化についての調査、河川における流出解析や津波シミュレーション等、多岐にわたる業務に取り組んでいます。

 

吉野川護岸吉野川護岸(徳島市) 寺谷砂防堰堤寺谷砂防堰堤(高知県)

河川環境学習河川環境学習(魚捕り体験)

ふれあい橋騒音・振動測定器

また、環境調査も実施しています。主に騒音・振動調査や水質・底質調査を行っています。
例えば、道路・橋梁等を造るときに、工事による周辺住民の生活環境や自然環境への影響を把握するために、工事前及び工事中の建設機械の騒音や振動等の調査をします。
また、地下水、河川、湖沼、海域等の生活環境や自然環境に影響を及ぼすおそれのある水及び底質の調査・分析等を行っています。

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構造計画(構造計画/道路/都市計画)

地域の人々が日常生活(通勤・通学・買物等)をするために欠かせないものであり、また、物流等の地域経済を支えている、道路・橋梁等の計画・設計を行っています。
都市間を結ぶ高規格道路から津波等の災害から避難するための命の道、地域のコミュニティー道路等、道路といっても様々です。
地域の人々が、安全・安心・快適に利用できる道路や橋の設計に日々挑戦しています。
また、新たなものを創造するだけでなく、現在あるものを維持管理していく計画(橋梁長寿命化計画)を立案する業務も行っています。

ふれあい橋
ふれあい橋(徳島市 新町川)
明日多夢橋
明日多夢橋(あすたむらんど)
徳島空港線
徳島空港線(板野郡松茂)

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主に都市及び公園・緑地・開発等に関する計画・設計業務を行っています。

地域に住む人々の憩いの場や、景観・環境に配慮した親水空間の創造等、多様な様々な目的、テーマを設定した公園・緑地や、様々な競技に対応した運動公園等の設計を主な業務としています。
また国定公園等の自然公園では、園路や木道、多言語表記(複数の言葉で表示)に対応した案内標識等の設計や、施設整備事業に伴う費用対効果検討、整備済み公園施設の長寿命化計画策定、公園施設の点検業務等も行っています。
この他、土地の造成や開発に伴う設計、開発許可申請等も行っています。

新町川河畔ひかりプロムナード

剣山山頂木道

TS・GNSS測量機

うだつの町並み(美馬市)

UAV(リモートセンシング技術)

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調査(橋梁点検/測量/補償)

橋梁点検は、道路法に基づき、橋梁の点検に必要な知識及び技能を有する者が、近接目視により、五年に一回の頻度で行うことを基本としています。点検を行った後、健全性の診断を行い、その結果を分類し、施設管理者へ報告します。近接目視点検は、点検員が橋梁下に進入し直接目視する、もしくは梯子、橋梁点検車、高所作業車などを用いて行います。近年では、近接目視に代わる新技術として、ドローンによる点検、デジタルカメラを使用した画像解析技術による点検など、点検作業の省力化を図ることを目的とした新技術による点検も行っています。

測量調査は、構造物を造るとき、まず初めに行う作業であり、その計画・設計の基礎となる重要な作業です。
トータルステーション(TS)やGNSS測量機を用いた基準点測量、水準測量及び目的に応じた地形測量、路線測量等の応用測量を行い、道路・橋梁・河川・公園等を計画する基となる様々な資料等を作成します。
UAVによる空中写真撮影は、パンフレット作成等に利用される他、3次元データ及び断面図等を作成することにより、災害時等における早期計画検討に利活用されています。

用地補償調査は、道路等の公共事業を実施するとき、民間の土地を取得したり、事業に支障となる建物を移転したりする必要があります。この取得する土地の費用や、建物の移転料は、補償費として事業主体である国・地方自治体等から支払われます。
この費用を算出するために、土地の境界を確認し必要な資料を作成したり、建等の調査を行い、取得に向けて国や地方自治体等をサポートする作業を業務として行っています。

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品質管理室

建設コンサルタントは、顧客に納める商品として、道路・橋梁・河川などの調査・計画・設計を行ったものを、成果品として提出します。
その成果品に、間違いがないか? 顧客の要望を忠実に反映できているか? などを提出前にチェックする機関として、品質管理室を設置しています。
品質管理室は、提出前のチェックだけでなく、各計画段階において様々な照査(レビュー)を行い、成果品の品質向上に大きな役割を果たしています。

品質管理室
品質管理室
品質管理室の関わり方
品質管理室の関わり方
1次レビューの様子
1次レビューの様子

管理部

企画戦略

基幹システムの構築・運用・保守/経営戦略を支えるシステムの企画立案・要件定義を行っています。
具体的には、
 ・社内ユーザーの要望を基にしたシステムの改善提案・再構築、あるいは既存システムの
  保守・運用業務
 ・インフラ構築・運用・保守/サービス向上の為の新技術・製品の導入検討・評価
 ・ネットワーク、サーバー運用・監視・障害対応
 ・セキュリティ対策、データ保全体制の強化
 ・クライアントPCまで含めたインフラの全体的な対応
 ・RPAの導入の検討と実施
 ・サポート・ヘルプデスク/社内ユーザーへの日常的なヘルプデスク、ツールやシステム
  導入時のPCセットアップや教育
 ・ソフトウェアやPC等の資産管理、ユーザー管理、FAQ作成
 ・Officeツール等を使ったデータ提供
などを行っています。

営業

国(国土交通省などの官庁)や、地方自治体(都道府県、市町村)などの官公庁に対して、営業活動を行います。徳島全域及び、四国を営業エリアとして展開しております。
営業には、顧客の意図を把握し、顧客と良好な関係を築くためのコミュニケーション力・適切な業務把握力が求められます。

総務

社内の事務業務を行っており、会社全体が円滑に、また、効率的に業務を遂行できるよう支援する部門です。各種関係先、金融機関、業界団体、学校などと良好な関係を保ち、会社を守る役割を担っています。

 

 

事業内容