出張肝臓病教室を行いました

2月17日(土)、出張肝臓病教室を行いました。
徳島大学病院肝疾患相談室から、山田医師と両立支援コーディネーターの立木氏に講師としてお越しいただきました。
徳島県の肝疾患患者は、肝硬変の人口10万人当たりの県内死亡率は全国ワースト1位、同様にウイルス性肝炎同4位、肝がん同5位であり、肝疾患関連の死亡率は上位に位置しています。
肝がん罹患リスクは、徳島県に多い糖尿病患者において比較すると、糖尿病非罹患者の約2倍と言われています。
徳島大学病院は平成20年より徳島県肝炎疾患診療連携拠点病院となっており、当社でも健康診断で毎年肝疾患を懸念される社員が増加傾向にあるため、このたび出張肝臓病教室を依頼しました。

今回の出張肝臓病教室では、肝炎についての正しい知識や肝炎検査の重要性、また脂肪肝についてお話していただきました。
肝臓の病気は無症状で、知らないうちに進行している場合が多く、早期発見・早期治療が重要となり、何より予防が大切であるため、肝臓病予防として、食事療法と運動療法について教えていただきました。

 

山田医師による講習の後、立木氏から「治療と仕事の両立支援」についてお話していただきました。


「治療と仕事の両立支援」とは、治療を理由として職業生活の継続を妨げられることなく、適切な治療を受けながら働き続けられる社会を目指す取り組みです。
当社でも、病気になっても治療と仕事を両立することができるように規程等を制定していますが、まずは検査を受けて早期に病気を発見してほしいとおっしゃっていました。

立木氏にお話ししていただいた後、希望者が肝炎ウイルス検査を受けました。

どのような病気も早期発見・早期治療が大切だということ、また食生活や運動習慣の重要性を再認識することができ、大変有意義な講習でした。

 

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