北島町では、今後30年以内に高い確率で発生するといわれている南海トラフ地震などの災害に備え、毎年校区を変えて防災訓練が行われています。近年コロナの影響で防災訓練ができていなかったのですが、今年度は4年ぶりに北島小学校で開催される事になったため、11月19日(日)に当社も参加して来ました。
当日は、災害時の被害状況の確認などに活用できるUAV(ドローン)の展示とシミュレーション体験、またUAVで撮影した中型水陸両用車の動画放映、地上レーザスキャナによるデモンストレーション等を行いました。普段あまり目にしないUAVや地上レーザスキャナに、来場されたお子さんや年配の方が興味を持ってたくさん集まってくださいました。
会場にはその他にも、心肺蘇生法やローブワークを学べるブース、水陸両用車や地震体験車など様々なブースがあってたくさんの方で賑わっており、地域の方の防災意識の高さを感じました。参加記念として、炊かなくても水を注ぐだけで食べられるアルファ米などもいたただき、防災・減災業務に携わる者として、防災意識とともに備蓄品などについても考えるよい機会になりました。