吉野川ごみ調査

1月28日(日)、吉野川の川ごみの実態を把握することを目的とし、徳島県職員3人と当社職員8人でごみ拾いを行いました。このごみ調査は令和元年に開催された「第5回ごみサミットinとくしま」で実施された活動を引き継いで行っており、今年も実施されました。
ごみ拾いを行ったのは令和4年と同じ地点で、吉野川右岸河口から4km付近の3か所です。拾ったごみは、ICC(International Coastal Cleanup)に基づいて41種類に分類し、川ごみの特性について調査しました。

   

調査箇所①・③では、飲料ペットボトル・レジ袋・プラスチックごみの出現割合が高い結果となりました。調査箇所①・③は、上流側から流れついたごみが蓄積されたと考えられます。
調査箇所②はたばこに関するごみ(吸い殻・ライター等)の出現割合が他の調査地点と比べて高い結果となりました。調査箇所②は車道に面していることから、車からのポイ捨てが主な原因だと思われます。
また、2年前と比べて、全地点でごみの量がやや増加傾向にあると感じました。これは、コロナ禍を経て行動がより活発化し、グラウンドや河川敷の利用者が増加した結果、ポイ捨されたごみが風などに流されて蓄積したからではないかと考えられます。

 

美しい河川環境を保つためにも、定期的な清掃活動やごみ調査は今後も継続したいと思いました。また、私たちの行動を見て、河川環境について考える人やポイ捨てをやめる人がひとりでも多く増えてほしいと思います。

ICC川ごみ調査データカード

 

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