4月7日(金)、JTMとくしま日本語ネットワーク主催、春休み「にほんご寺子屋」~外国にルーツを持つ子どもたちの職場体験学習~がわが社で行われました。
これは、外国にルーツを持つ子どもたちが職業体験を通して仕事の楽しさや喜びを感じることで、将来の夢や目標につなげることを目的としています。
新型コロナウイルスの影響により昨年は中止しましたが、今年は緩和されていることもあり、2年ぶりの職場体験学習となりました。今年は6名の子どもたちが参加してくれました。
子どもたちをお出迎えし、検温してからタイムカードを押した後、社長からの挨拶と会社や仕事について説明を受け、サポート社員と顔合わせをして名刺交換を体験してもらいました。
次は、応接室と会議室を繋いでweb会議体験をしてもらいました。
子どもたちは事前に質問を準備してくれており、「どんな仕事をしていますか」「何年働いていますか」「子どもの頃はどんな子どもでしたか」「休みはなにをしていますか」など、大きな声で質問していました。
続いてはCAD体験とフライトシュミレーター体験を行いました。
最初は操作方法がわからなかった子どもたちも、サポート社員から使い方を教えてもらうとみるみるうちに上達し、積極的に操作していました。ドローンを高く飛ばしたり、遠くまで飛ばしたり、墜落したときは悔しがってまたチャレンジしたりと、何度も挑戦していました。
CAD体験で作成した図面は記念に持ち帰ってもらいました。
子どもたちの自由な発想で作られた図面を見ていると、自然と笑顔になりました。
全ての体験が終わったあと、子どもたちに感想を書いてもらいました。
原稿用紙いっぱいに感想文を書いてくれました。
「自己紹介が緊張した」「パソコンを使って色を塗ったのが楽しかった」「インタビュー(web会議)は緊張したけど大きな声で言えた」と、思い思いの感想を発表してくれました。
今回サポートしてくれた社員から子どもたちへ修了証を授与し、すべてのプログラムが終了しました。
新型コロナウイルス収束の兆しがみえていますが、今まで通りの日常に戻るにはまだ時間がかかると思います。外出をする機会が少ない中、今回の職場体験が子どもたちの思い出に残るものであればいいなと思います。
当社は今後もこのような機会を通して子どもたちや地域の人たちと繋がりを持ち、地域に根ざした企業としての役割を果たしていきたいと思っています。